塾長です。
週末にマドゥロ ベネゼーラ大統領逮捕があり、昨日(米国1/5)は「米国を買え(Buy America)」となるかと思いきや、株・国債は買われたものの、ドルが安い。
石油採掘機材が売れるとの思惑からVanEck Oil Services ETF(OIH)+5.30%。
S&P500、6,902(+0.64%)
Nasdaq、23,395(+0.69%)
【米国市況】株上昇、ベネズエラ情勢懸念も買い優勢-ドルが156円台
エネルギー関連株や金融株主導でS&P500種株価指数が上昇。ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新した。
原油、58.23
10年債、4.1650
ドル円、156.5350
Bitcoin、94,043
12月 ISM製造業景気指数、47.9(予想48.4)
米ISM製造業指数は約1年ぶり低水準、10カ月連続で縮小-不振続く
■適当派カシュカリ;
ミネアポリス連銀総裁、今の政策金利は「かなり中立水準に近い」
なし。
■トランプとその仲間たち;
トランプ氏、コロンビアは「病んでいる」と主張-麻薬生産国に警告
米国、ベネズエラ占領の意図否定-国連安保理で作戦の正当性主張
トランプ氏の大ばくち、ベネズエラ石油復興は1000億ドルのリスク案件
(中国が警戒、銀行に対しベネズエラ向け融資状況の報告を指示、
中国が台湾に軍事行動なら、米国のベネズエラ攻撃以上の代償も)
なし。4Q決算シーズンは米国1/7 Jefferies、1/13 Delta、1/14 WFC、BAC、C・・・となっています。
■話題になっているベネゼーラの石油に関して話を聞いてみたいと思います。コモディティアナリスト RBC ヘリーマ・クロフト;
ーRBC CapitalでGlobal Head of Commodity Strategyを務めているヘリーマ・クロフトさんをお呼びしました。
・ええ、私はベネゼーラが3百万バレル/日の原油を生産していた時代を覚えています。2003年に減り始めたのも覚えています。ストライキがあり、ヒューゴ・チャベスがPDVSA(Petroleos de Venezuela)20,000人を解雇しました。革命とともにPDVSAを軍事組織としました。数十年に渡り、(原油生産が)減少しています。(原油採掘は)軍部やギャングによって運営されています。インフラは完全に劣化しています。米国石油会社が持つ疑問は、これを回復させるためにいくら初期投資しなければならないのか?です。どうやら今のベネゼーラは軍部が実験を握っているように思えます。どうすれば軍部を兵舎に戻し、石油ビジネスを復活させられるでしょうか?
ー初期投資の話もあると思いますが、2007年に没収された米国石油会社の資産はどうですか?
・ExxonやConocoPhillipsですね。ConocoPhillipsが最大の非ソブリン・デットを所有しています。彼らは$8Bの解決金を得ました。問題は、(ベネゼーラに)戻るための条件です。私には、多くの企業からすぐに戻りたいという熱望の声が聞こえてきません。真の問題は、誰がベネゼーラを運営しているのか?です。誰が安全を保障するのか?これに関しては誰もがホワイトハウスと行動を共にしています。誰もがベネゼーラを元に戻したいと欲しています。米国石油会社が国営開発庁のような役割を担うのでしょうか?誰が採掘のための施設を作るのでしょうか?
ー世界をチェス盤として、駒が動いています。マクロにみて、ロシア、中国はどのような役割ですか?
・それが最高の質問です。ベネゼーラの国営石油会社であるPDVSAの敷地の半分はロシア国営石油会社ROSNEFTが占めています。ROSNEFTはどうなるのでしょうか?中国の権益はどうなるのでしょう?中国は多くのベネゼーラ債務を所有しています。誰が彼らと交渉するのでしょうか?欧州企業もベネゼーラでは活動しています。米国石油会社が再参入するという話をしますが、既存プレーヤーはどうなるというのでしょうか?
ー米国はこれをロシアや中国への梃とするでしょうか?
・興味深い質問です。ロシアとの交渉材料になるでしょうか?フィオナ・ヒルが「ロシアが米国に対してウクライナとベネゼーラを交換しようと持ち掛けた」と言ったという噂がありました。これは誰がどの領域の影響力を持つか?という話です。米国安全保障評議会は(南米を)米国が影響力を持つ地域にすると言っています。中国やロシアの前哨基地を置かせない、と言っています。中国は台湾について語っています。ロシアがウクライナをどう思っているか、誰もが知っています。それがバルト海沿岸諸国にとって何を意味するでしょうか?
ー危険な話題に踏み込もうと思います。あなたはベネゼーラの石油権益は米国のものだと言っているようです。私はそれを事実に基づいた真実だと思いませんが、そのような考えはあるでしょう。
・ベネゼーラの石油はとても難しいものです。彼らの埋蔵量は大きいですが、シェールガスのようには行きません。米国シェールガス採掘のように、スイッチのオン・オフで簡単に切り替えられるようなものではありません。偉大な米国のエネルギー・ルネサンスはシェールによって駆動されています。ベネゼーラの石油が米国のエネルギー安保の防波堤になるというアイディアはありますが、この時点で、私はそれが難しいと感じています。なぜなら・・・、ベネゼーラがうまく行くと願っています、ベネゼーラは様々なことを経験してきました、しかし、米国が行った石油を採掘する国の体制変更の記録は、最近のものは、素晴らしくありません。
彼女が米国石油会社がベネゼーラで採掘を再開するための問題点として挙げているのは「安全の保障、インフラ初期投資、ロシア・中国・欧州の既存プレーヤーとの交渉、体制変更の行く末」だそうです。
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