イタリアより

滞在日記

噴煙を上げるエトナ山に見送られて…

チェックアウトの朝

見事なエトナ山が望めました

2025.12.28

タオルミーナを後にして、帰国のために移動します。今朝は晴天になって、噴煙を上げるエトナ山が望めました。雪をいただいたエトナの山と広がる青空のコントラストは、際立つ情景を見るものに与えますね。エトナ山が、旅の終わりを噴煙を上げながら見送ってくれているようで、すっかり嬉しくなりました。

宿泊したホテル前は急な坂道になっていて

上がったり降りたり~

これだけがこのホテルのマイナス点

宿泊した先は、なんとなく良さげ~で決めたのですが、現地に来てみれば、なる程立地に恵まれたホテルだということがよく分かりました。四泊しましたが、持参したのは、機内持ち込み用のリボンバッグひとつです。バスステーションから上がっていく坂道を少しでも楽なようにと、カターニヤのホテルにスーツケースは預けて、最小限の旅支度でした。

はぁ疲れた~

私のような…って隣は誰やねん

背中に羽、生えてるし

「Giardini della Villa Comunale Florence Trevelyan」

(市民庭園)にて

2025.12.28撮影

この町は、高台にあるために、どこへ行くのも坂、坂、坂…上がれば下らなければならないし、下れば上がる覚悟がいる。そんな四日間を過ごしましたが、行きたい場所に行けたし、立てた計画は机上の空論に終わらず満足です。さっもう少し気合を入れて、無事に日本へ帰ることを目指します。

カステルモーラにて/「待っててネっ」

カステルモーラからの眺め

イゾラ・ベッラが見える!

噂に違わず絶景でした

2025.12.27撮影

お天気が良かったので、予定通りカステルモーラへ出かけました。タオルミーナのバスステーションからは直通バスがあり、便数も多く安心でした。

サン・アントニーノ広場

町の散策はここから始まります

2025.12.27撮影

カステルモーラはタオルミーナよりさらに高台にある町で、くねくねした道路をバスは走っていきます。本来はサン・アントニーノ広場までバスで行けるはずが、ひとつ手前のバス停で降ろされ、広場まで階段と坂道をぶつぶつ文句を並べながら歩くことになりました。正直、階段も坂道ももうお腹いっぱいです。飽きた…

バス停「Polta Mola」(ポルタ・モーラ)から
サン・アントニーノ広場まで階段や坂道を行く

2025.12.27撮影

ところが帰りは、なんとそのサン・アントニーノ広場までバスがやって来たではありませんか。往路で降りた、というか乗客全員降ろされたバス停は「Porta Mola」。結局どこが正解なのか、よく分かりません。

運転手さん

向かいのバールに行ってしまった…

2025.12.27撮影

極めつけは、帰路の運転手さんがバスを止めたまま、乗客を待たせて向かいのバールへ行ってしまったこと。「待っててネ~ちょっとお茶してくるよ」と一言残して。

日本では考えられない光景ですが、やっぱりイタリアなんですねぇ。あ、もしかして運転手さん、コーヒーを飲みたかったから広場まで来た?

余談

ノルマン時代の要塞の跡が見られました

「つわものどもが夢のあと」とも言えないほどの

わずかな城跡だけだけれど…

その昔

イオニア海の覇権を争う諸国から

この要塞は

町を守ったのでしょうね

2025.12.27撮影

要塞跡までは、広場の正面片隅にある狭い石段を上がっていきます。上へ行けば行くほど、景色は壮大になっていきますが、広場からの風景でも楽しむには十分です。てっぺんまでのぼっても、わずかな城跡だけのようだし…と上がるつもりはなかったのですが、良いお天気に誘われました。

 

 

 

 

 

 

念願叶ってinサヴォカ

バール「ヴィテッリ」

朝一番に着いたと思ったけれど
既にツアー客が来店していました

2025.12.26

上記の写真を見て、あの有名な大ヒット映画を即思い出した方もおられると思います。そうフランシス・フォード・コッポラが指揮をとった映画「ゴッド・ファーザー」の舞台になったバールの「ヴィテッリ」です。撮影当時の面影を残したまま今もその場所にあって、映画ファンの聖地になっているのです。

映画の場面

撮影当時は砂ほこりの舞う田舎道だったけれど
今は舗装され、駐車場につながる道になっている

マイケルたちが上がって来たあの道の現在

2025.12.26撮影

先般、宿泊客を乗せてきたタクシーを呼び止めて、サヴォカ村に行く約束をとりつけましたが、そのタクシーが連れて来てくれました。見ていると、次々やってくる観光客は、皆ツアーグループ。やはりバスの運行はない。タクシーが予約出来てほんとに幸運でした。でなければ来ることは叶わなかったかも。


「ヴィテッリ」の店内には
映画に関する写真が沢山飾ってあって
テンションが上がりました

2025.12.26撮影


もう何度観たかしれないほどですが、今夏改めて、この映画の全作を鑑賞しました。その折その折の年齢で、印象に残るシーンも違い、抱く感想や思い入れる人物も変わるのですが、やっぱりマイケル・コルレオーネが背負った宿命は、何度観返しても、抗いようなく胸の奥へ沈んでいきます。

マイケルとアポローニアが結婚式を挙げた教会への道

小雨が降る中、ヨイショヨイショと上がっていきました

残念ながら、当のサン・ニコロ教会は修復中でした

2025.12.26撮影

守ろうとしたはずの愛が、結局、彼を深い闇へ押し戻すのだから、サヴォカで過ごした時間は一体なんだったのでしようね。(あっ映画の中のお話です)

そんなことをふつふつ思いながら村を散策しましたが、これまで行きたくて行けなかった場所が、こうして又一つ念願叶い、旅の記憶に加わったのでした。

 

余談

ホテルまで迎えに来てくれたタクシー

運転手のNunzioヌンツィオさんには、とても親切にしていただきました。ヌンツィオさん、町のあちこちに知り合いがいるようで、ホテルのスタッフのみならず、運転中なのに声をかけられたり、手を振られたり。この町で長く営業している方のようでした。次回機会があれば、乗せていただくことにしています。良い出会いに恵まれました。

Taxi Service Nunzio Sangregorio

TAORMINA TEL+39 368 3848601 +39 339 4521224

イゾラ・ベッラにて/「そこじゃないよー」

「イゾラ・ベッラ」全景

ターレなのに海岸まで降りる
ロープウェイが動いていました
ちょっとびっくり

2025.12.25撮影

今、タオルミーナに来ています。今日はイゾラ・ベッラに行ってきました。この島は、タオルミーナの海岸沿いにある小さな島で、潮の満ち引きによって、陸と島の間に細い道が現れます。干潮時には歩いて渡ることができる為、観光客に人気の場所なのです。

あらっ

渡れるやん~♪

2025.12.25撮影

実はイゾラ・ベッラは、19世紀に個人の所有地として庭園が造られ、現在は自然保護区として、海と緑が最小限の人の手で守られています。建物はほとんどなく、島を形づくっているのは、波の音と潮の動きだけ。本来は「見る場所」というより、自然のリズムを体で感じる場所なのだと思います。

あかん~#

の繰り返し

2025.12.25撮影

ちょうど今日は潮が引きかけていたようで、訪れた人は次々とズボンのすそをたくし上げ、島へ渡っています。旅行者に同行しているらしい犬までいて、人の足元をすり抜けながら、海の中を必死に渡っていました。思わず「頑張って」と声をかけてしまった。犬は、飼い主に従順なのですよね。ほんとに健気です。

頑張ってー

2025.12.25撮影

私も一瞬、靴を脱ぎかけたのですが、時折人を試すように寄せてくる波が、「簡単じゃないわよっ」と言っているようで、ひるみます。おまけに、まなじりを上げ、腕でばってんマークを作りながら「ダメよっ!」と諭す娘の顔まで浮かんできて、さすがに思いとどまりました。何かまたやらかしそうで…もう現地に立てただけで十分です。

しばらく海辺に腰を下ろし

波の音を聴いてました

これだけで十分

 

※これから行かれる方へ

「そこじゃないよー!」

初めてタオルミーナを訪れる旅行者の多くが、実は「イゾラ・ベッラ」へ降りる入口を間違えます。私も最初は、つい引き寄せられそうになりました。ロープウェイを降りたら、進む方向は右です。ところがそのすぐ先、左手に「いかにも」な海へ続く階段が現れます。ほとんどの人が、この階段を下りてしまうのですが、ここは目指す「イゾラ・ベッラ」ではありません。ただ海辺に出るだけの場所です。

正解は、写真のようにそのまま直進。距離にして200メートルほどでしょうか。進んでいくと、左側に「Isola Bella」と書かれた入口が現れます。そこから下へ続く階段をおりた先が、目的地のイゾラ・ベッラです。

 

「そこじゃないよー!」

 

更に直進すると左側に「イゾラ・ベッラ」の入口が現れます。

2025.12.25撮影

後日、イゾラ・ベッラへの行き方を詳しくお知らせします。

Aspettaー!

暖かい南イタリア

あちこちで花が咲いています

2025.12.24撮影

行きたい場所に行く手だてがみつからないまま、なんとかなると、ここへやってきましたが、オフシーズンで何ともならない。。。チェックインを済ませてホテルのロビーで思案していたら、入口に一台のタクシーがとまりました。このホテルに宿泊する旅行者を運んできたのです。とっさに、客を下ろして去ろうとするタクシーに向かって…

Aspettaー!待ってー

ホテルの窓から見える景色

強風が吹いていて体感温度は低い

2025.12.24撮影

タクシーの運転手さんは、平たい顔族に大声で呼び止められてビックリしていましたが、さすが観光客慣れをしています。つたない私の話を聞いてくれて契約が成立。

ターレ前日だからでしょう。タクシー乗り場には一台も車が止まっていなかったのでほんとに助かった。バスのみならずタクシーまで追いかけるこの度胸、褒めてやりたいです。というか、そんなに行きたい場所ならば、も少し準備をしておこうね…

余談

先のピアッツァ・アルメリーナに到着後の「カザーレ荘」まで行く交通手段は、実は、日本から予約したタクシーでした。ネットで探し当てた個人タクシーでしたが、信頼のおける方で良かったです。現地では、運転手さんからの提案で「WhatsApp」という通信アプリでやり取りしましたが、私の乗ったバスが30分以上も遅れて迷惑を掛けました。このお話も後日に。

カルタジローネの大決心!

 

カルタジローネの大階段
2025.12.23撮影

カターニアの近郊の町、有名な大階段のあるカルタジローネに行ってきました。昨日と同様ETNAのバスを利用しましたが、購入した往復切符はやはり割引がされて、お得感がありました。念のためにと、昨晩サイトをのぞいたところ、当初の時刻表が変わっていてちょっと焦りました。やっぱりなぁとクリスマスのこの時期に旅行するリスクを思います。念には念を入て~は、私の旅の鉄則です。。。と言いながら…

ツリーまでもが陶器で飾られている

2025.12.23撮影

カルタジローネは、色鮮やかなマヨリカ焼きがルネッサンスの時代に生まれた町。大階段の飾りつけにもこのマヨリカ焼きが使われています。いつか訪ねてみたいと思っていたのです。

花の模様もいいけれど

生き生きとした表情が面白い

142段あるらしい大階段一段一段模様が違う

ピアッツァ・アルメリーナと同じ、カルタジローネのバスステーションから、高台に位置する、この大階段のある町の中心地に行くバスが、どうもよくわからない。三日三晩調べてたどりついたバスの時刻表…本当に乗れるよね…バスステーションまでやってくるよね…?

バスがなく、中心街まで歩いたという情報がネットに散見されていましたが、絶対に歩かない!歩くくらいなら帰る…絶対にバスに乗る!わたしの一大決心でした。

来た!

ほぼ時間通りやって来たカルタジローネのバス「LINEA1」

調べた甲斐がありました

詳しくはまた後日お話したいと思いますが、これから行かれる方へ、以下が時刻表です。バスステーションから乗車する場所は、駅前広場前、必ず「LINEA1」に乗ってください。「LINEA7」に乗車すると、とんでもないことになります。ハイ、やってしまいました。。。料金は、1.5ユーロ。チケットはバスの中で買えます。

LINEAN1.pdf

 

ピアッツァ・アルメリーナへ

いきなりですが

エロチックなシーンのモザイク画

青年と若い女性の戯れを描く

きっと誰もがカメラを向ける

理由は撮影しやすいから…

2025.12.22撮影

カターニアから郊外線のバスに乗って、ピアッツァ・アルメリーナに行きました。前回行けなかった世界遺産、広大な屋敷の床一面に広がるモザイク画で有名な「カザーレ荘」(カザーレのヴィッラ・ロマーナ)のある町です。前述したように、冬季は到着したバスターミナルから現地へ行くバスの運行がなく、頭を抱えました。

ユリシーズと一つ目のポリフェーモ

ユリシーズポリフェーモに
ワインを差し出すシーン

きっと誰もがカメラを向ける

理由は撮影しやすいから…

2025.12.22撮影

サイトによると、10月末までならバスターミナルから「カザーレ荘」までシャトルバスが出ているのですが、さてどうするか。選択肢は7つです…結構沢山ありますね。

1. 現地ツアーに申し込む

2. 日本からハイヤーの送迎を手配する

3. 現地のホテルに宿泊し、タクシーを依頼する

4. 日本から個人タクシーを予約する

5. レンタカーで向かう

6. 「カザーレ荘」まで徒歩で行く

7. 現地に着いてから考える、何とかなる

皆さんなら、冬季に行く際はどうされるでしょうか。

「ビキニを着た娘たち」

走っている様子やハンドボールを愉しむ姿、ジャンプの準備
円盤投げ・シュロの枝と、賞として差し出す螺旋形の冠を持つ様子

有名なモザイク画ですが撮影はしにくかったです

2025.12.22撮影

そうそう、カターニアからピアッツァ・アルメリーナに行くバスは、ETNAを選びました。時刻表が安心できたからですが、窓口でチケットを購入する際、往復切符にすると割引になりました。

公式サイトでは、片道9.3ユーロとあったので、釣銭のいらないよう、18.6ユーロを差し出したところ、ジャラジャラと小銭を戻されました。「えっ?」と一瞬たじろぎましたが、チケットに印字されていた料金は、14.8ユーロ。どうも片道1.9ユーロ安くなったようです(2025年12月22現在)

ボルセリーノ広場のチケット売り場

2025.12.22撮影

なお、往復ともバスに乗車する日時と時間を指定する必要がありました。チケットにも日時と発車時刻が印字されています。