序
急な話なのですが、11月末に引っ越しをすることになりました。10月中旬辺りから本格的に動いていたのですが、無事(?)家の審査も通り、引越し業者やインフラ周りの連携も済んだので、手荷物の整理に明け暮れているところです。

そんな作業と仕事を並行しながらなので、脳内メモリは一杯いっぱいです。バイクで走りやすい気候なので遊びに行くことも犠牲にしたくない。ということで「近場ならどうか」と、目を引いたのが Pizzeria ASPETTA!! さんでした。

少し前から存在は知っていたのですが、最近出版されたこの書籍にも掲載されていました。基本、旅での食事は、無計画に直感的に「ここよさそう」と入っていましたが、こういう情報誌も眺めていて面白いものです。今後、当ブログにも何店か登場するかもしれません。
ハト標識

さすがに車両を停める場所もなく、通過するだけとなってしまったハト標識です。バイパスはさながら側道も二車線道路でしたし仕方ない。
西条酒蔵通り

アスペッタさんは西条酒蔵通りの一角に佇む飲食店です。少々到着が早くなってしまったため、西条酒蔵通りを散策することにしました。今まで西条には広島大学での用事しかなかったので観光は初めてですね…。


街の至るところで「日本酒」が歓迎してくれます。ご当地マンホールも見つけてしまったからには撮影しなければなりません(なぞの使命感)


知らなかった、西条が観光地化していることを…。何だかんだで西条酒祭りには毎年行けていなかったので仕方ないかもしれません。


トリックアートに井戸水(持ち帰り可)まで。この井戸水で賀茂鶴は醸造されているようです。良い日本酒は水のような口当たりだというのを聞いたことがあります。水と米だけでなぜこうも美味しい飲み物ができるのでしょうね。


亀鈴に福美人。日本酒の芳醇な香りが鼻をくすぐって来たもので、あまりお酒が強い方ではない(むしろ下戸)ですが、今日バイクで来ていなかったら一口ずつでも味見したかったですね…。


知っている日本酒の銘柄ばかりで驚いています。賀茂鶴や亀鈴が広島のお酒というのは知っていましたが、こうも一箇所に酒蔵が集中していることは知りませんでした。


視界に入るもの全部が面白いですね。街灯の形も酒蔵。貼り紙も日本酒。というか、ユネスコ無形文化遺産だったのか…知らなかった…。広島のこと、何も知らなかった。今度はゆっくりとじっくりと歩いてみよう。
Pizzeria ASPETTA!!
さて、そんな酒蔵通りの一角にお目当ての店があります。駐車場はないと考えておいてよいです。ちょうど真裏に姉妹店があるので、そちらに停めて歩いて向かうとスムーズでしょうね。


イタリア製のバイクに乗って、イタリア料理を食べに行く。それも平日に。なんとも愉悦です。人気店なので休日は混雑が予想されますからね…。

この時点でもう優勝です。築70年ほどの古民家(の離れ)を店舗に改装したとのことです。この見た目ですが、ベネツィアで修行を積まれたご夫妻の振る舞う本格ピザ…否、ピッツェリアを堪能できるとあって心が踊ります。


店内は暖かい光に包まれており、テンポの良い音楽が流れていました。開放された窓からは秋の風が入り込み、ジョウビタキの鳴き声も聞こえてきます。食事の前にリラックスできて良いです…。

前菜はキッシュ、柿、クラッカー、生ハム(パンチェッタ?)サラダでした。いきなり美味しい。座席に案内されて注文後すぐに出てきて驚きました。ぼんやりと庭を眺めながらピザの焼き上がりを楽しみにしていました。

真打ち登場、さすが高温で焼き上げることもあってか早い。薄い生地なのにモチモチ食感が不思議で、ふっくらとした耳に付いたお焦げが最高に香ばしくて最高に美味しい(語彙)
他のお店のマルゲリータと違う部分といえば、トマトソースが特に美味しく感じました。なんというか、新鮮な生のトマトを丁寧に煮詰めた感じがします。酸っぱいトマトを美味しいと感じたのは初めてかもしれません。
日本人は新鮮なトマトは丸かじり、イタリア人はソースにする…と聞いたことがありますが、もしかしたらシェフもその考えなのかもしれません(間違っていたらとても恥ずかしい…)
チーズもしつこくないのに濃厚な口当たり。何だこれ食べたことないタイプのピザ。え、冗談抜きで美味しい。これこそピッツェリアと呼ぶに相応しい。他のピッツェリアも食べてみたい~~~~。明日にでも行きたいくらいですね…。

ドルチェも頼みました。カタラーナ。これ美味しいんですよね。でも、今日食べたカタラーナが最も美味しかったです。しっかりと口の中の油分を洗い流してくれる、スッキリとした甘さでした。
"aspetta" は「待つ」や「期待する」を意味する語で、前掲の情報誌には「料理の待ち時間も楽しんで。」との記載がありましたが「料理に期待していてね」という意味合いもあるような気がしてなりません。
期待していた(expected)以上の料理が出てきました。この空間、この料理、この量を食べさせてもらって 2,200 円は破格ではないでしょうか…。メディアに取り上げられることがなかったら他人に絶対に教えたくない類のお店になっていたでしょうね。
結

なんとエンジェル・ナンバー。縁起の良い数字で今日の旅を終えました。短い距離なのに満足度の高いツーリングでした。走行距離だけがバイク旅ではない…ということを改めて思った日でした。—— それでは、また。
動画 #025
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