2026年の雨ふり

あけましておめでとうございます。

2026年の雨ふりは今日から始めます。

毎年雨ふり店内に関連する写真でご挨拶していたのですが

今年はアルファロメオの写真(昨年松前藩邸史跡を訪れた時の

圧巻な杉林を背景にしたものです)清々しく早春の九州に初上陸する

決意をこめて選びました。

今年もたくさん見聞してきて、お披露目できたらと

勝手に考えています。相変わらず面白いことに全力な雨ふりを

今年もよろしくお願いします。

 

5月13日姫路

今春のフェリー旅の続きです。

尾道をあとにして目指すは姫路。

白鷺城と名高い姫路城と一緒にアルファロメオを収めたい。

このどうしょうもない動機でやってきました。

それにしても天気ドピーカンで尾道からの道中は気分も上々。

姫路市内に入ると至る所に案内看板があり、スマホナビを覗くこともなく

方向音痴な私もスンナリ到着できました。

平日だからかあたりは空いていたので、信号が変わるタイミングでささっと撮影。

待ちゆくひとたち(特に外人さん)に声をかけられて焦りながらも姫路に来た目的

無事達成。ほっとして市営駐車場(地下にあるのですが立派でした)にとめて

いざ姫路城へ

近づくにつれその存在感に圧倒されます。

先日訪ねた広島城とは別格。晴天の下映える城にため息でました。

数百年前は高い建物が周りになく、きっとのんびりした情景に囲まれたなかで

かなり異彩を放っていたであろう姫路城にお見事!と拍手をおくりました(心の中で)

これだけ大きいお城ですから見学も一苦労

約2時間半くらいかかりましたね。もっともいちいち説明文をしっかり最後まで読んだりするというのもあるかもしれませんが。

天守閣にももちろん登りましたが、バリアフリーなどという言葉はなく

急坂につぐ急坂で一歩踏み誤れば見事に転げ落ちるというもの。

高齢の方は結構あきらめていました。

そうですよね、簡単に登れてしまいますとすぐに攻め落とされてしまいますものね。

欧米?の方がとても多い印象。城の中では古の武士たちに思いを馳せていたのか

みなさん静かでしたね。

まるで山登りから里に帰ってきたような気持ちで、今日の一献をもとめてやってきた

夕暮れの姫路の街。揖保乃糸の看板に、そうか今播磨にきているんだ!とあらためて。

駅から少し離れた静かな場所に、私の好みではーと思われる居酒屋さんをみつけて
よし!と気合を入れてガラガラガラ。

40代と思われる店主さんはひとりですと入ってきた私をふつーにいらっしゃと

迎えてくれました。(ほんと趣ある個人店は予約ですかと聞かれしていないと

断られることが多くなってきたなぁと昨今感じていましたので、

普通に迎えてくれてそれだけで大満足な気持ちになります。)

折角ですので姫路らしいものと思い、店主さんと相談しながら私がお願いしたのは

はもの湯引きにはまぐり、一人前でこさえてくれた刺身。

どれもおいしく、しかもきれいに提供されて日本酒と一緒に楽しめました。

観光客であることを忘れてこのあたりのハナシをしながらの一献。

また来たくなるお店を笑顔であとにしました。

まだ少し明るかったので、駅周辺を少し散歩して宿に戻ろうと思いましたら

駅に組み込まれるように存在する安さを売りにしている地元チェーン居酒屋に

なぜか惹かれて入店。

カウンターが広く空いていたので、気兼ねなく軽くのめるなと

思ったのかな。。

メニューを見ますとあるじゃないですか姫路おでん

そしてヒメポン

しょうがが利いた姫路おでんは真似したくなるおいしさ

ヒメポンは地鶏みたいな嚙み心地がいいですね。

地元名物はそれぞれ生い立ちと個性があり

それを食べるのも旅の楽しみのひとつです。

この旅の終わりまで天気が良いことを願いながら姫路編おしまい。

京都~天橋立に続きます。

 

クリスマスソング

毎年AHMEFURI選定クリスマスソングなどと今年の漢字みたいに

やっているのですが、今年のアルバム(もしくはシングル)は

アイスランド出身の世界的に人気のこのひとレイヴェイ

現在26歳の若きボーカリストは数年前にデビューして以来

毎年クリスマスシングルを出していて、私はちょっとしたコレクションの

つもりで集めています。

彼女特有なたゆたうような歌声は雪の季節にやさしいベールを

かけてくれているようで素敵です。耳なじみある曲がどのように変わっていくのか

とても楽しみ。

それともうひとつの楽しみはジャケット。

毎年古い絵本や童話の世界から抜け出したようなイラストがいいんです。

これも集めたいと思ったきっかけですね。

写真の下の方にあるこのジャケットは昨年のもの。

今年は発売が遅れていて届くのはクリスマス近くになりそう。

でも間に合ってよかったー

クリスマスプレゼントのように楽しみに待っています。

 

定食

中島公園にできたインターコンチネンタルホテル

アクサ生命のオフィスもあり、宿泊客だけでなく

そこで働く方々などたくさんの人の交差点となっています。

当然のように社食が開業とほぼ同時にオープンしていて

誰でも利用できるみたいなので、道庁やら区役所の食堂が好きな

私としてはとても気になっていました。

家から歩いて一分もしないところにあるのですから

私の社食だーなんて思いながら立派過ぎる建物に入ります。

大きな窓から見えるのはお隣パークホテル。ライバル施設を見ながらの食事は

なかなかのもんですね。再来年に取り壊され、新たな施設に生まれ変わる期間が

長いパーク。再来年から眺める風景は白(おそらく)の覆いに包まれた

無味乾燥なものとなるのは、ここの利用者は覚悟しなきゃなりませんね。。

ひとり心の中でゴチてましたら注文したものが出来上がりました。

チキンパン粉焼定食 1000円也

ネット情報ではそばやカレー、

かつ丼みたいな丼もののメニューが中心みたいでしたので

家を出る時にはざるそば一択でしたが、本日日替わり定食あります

とのことであっさり変更しました。小鉢がついた気の利いた定食に弱いんです。

さてさてしてお味は。

ごぼうのサラダにナスの味噌汁メインのパン粉焼下にもサラダが隠れていて

彩りが食欲をそそります。冷食をチンではなくほぼ手作りの内容に

エリート社員の健康も見守っているのだねと感心したりして(年を重ねたひとの

感想ですね)

ごちそうさまでした。

ごはんの量がもう少し少なくてもいいかなというのがありますが

とてもおいしく思いました。

戻った話でなぜ私がざるそばを選択していたかといいますと

なんと二八で自家製麺しているということでしたから。

このあたりもきっと他もおいしいんじゃないかと期待する

ところでした。

 

 

懐かしい気持ちにさせてくれる

店を開ける作業をしている時にかける音楽は

クラシック。それもソロピアノが多いです。

いつもの変わらない開店前のルーティーンをこなしながら

あれこれ考える時間は店を開くうえで、私にとってはかけがえのない時間に

なっています。

クラシックCD棚と言いますか引き出しが二段あり、同じものを

二日聞くことなくなんとなくローテーションでかけているのですが

カティア・ブニアティシヴァリのこのアルバムは月頭の1日に必ず

かけるようにしています。

アルバムの内容(収録されている曲)はサティやドビュッシー

はたまた映画音楽などジョージアグルジアのほうがしっくりきます私は)

出身のピアニストの彼女が好きな曲を詰め込んだアルバム。

それだけにいつも憂いを纏った特徴のピアノがより際立った内容に感じられます。

一曲目の映画「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の

主題曲があめふりの店内にゆっくりと流れる瞬間

一瞬であめふりでの懐かしい時間に引き入れられる。。

モリコーネの美しい旋律にカティア・ブニアティシヴァリの憂いあふれるタッチで

思い出がせまる。この時思い出すのはけっして楽しいひとときばかりではなく、

遠きところに旅立っていった方々やボタンの掛け違いのように

あめふりから遠ざかっていかれた方々のこと。

もう会えない寂しさは何か特別な感情を抱かせる。

それと同時に店がくれた縁を身近に感じる。これがbarなのかと思ったりして

そういったひとの顔を思い出させてくれるこのアルバムは

あめふりにとって私にとっても大切な一枚となっています。そして今日も。

 

YOKO MORIMOTO PORTRAIT

独特の感性で人物を撮る

YOKO MORIMOTO PORTRAIT展に行ってきました。

今回で5回となる個展

私は毎回楽しみにしていました。

独特のあかりのもとに撮影された写真の人物はとても

自然でこちらに語りかけてくるよう。今回もいろんな「カオ」がありました。

在廊されていましたので、撮影のよもやま話なども聞くことができ

より深く作品を眺めることができたのもうれしかった。

今週7日日曜日まで

12時~19時

雰囲気あるギャラリー犬養で開催しています。

期間中はご本人ずっといらっしゃるとのことですので

ぜひお話してみてはいかがでしょうか。

 

羅臼岳

クマがひとを襲う

衝撃的な事故が日本百名山の中でも特に人気の山

羅臼岳で起こりました。

とても不幸な結果に終わりまだ衝撃が残りますが

実は私、あの事件の2週間前に羅臼岳を登りました。。

登山が趣味でもない私がなぜまた羅臼岳かといいますと

16年前に利尻富士登山に誘ってくれた方がふらりと

雨ふりに現れ、おもむろに「明後日羅臼岳に登らない?」と

そうおのたまいましたので、あの頃も3日くらい前の突然のお誘いでしたので

ああーそれならばとまたしても二つ返事。楽しいことはノリが大事ですからー

なんて当時のブログに書いたことを思い出しました。

ただクマ目撃情報が頻繁に確認されていたため、やっぱり躊躇する気持ちも

でまして、「クマ危ないんでない」と忠告するも

あそこでは過去に事故はないし、自然センターに問い合わせても目撃情報はあるけれど

登山や観光は平常通りですと

そう確認したので大丈夫。

その言葉に押し切られて覚悟を決めて行きました。

夜10時に誘ってくれた方の軽自動車で出発し夜道をひた走り

羅臼岳登山口に到着したのが午前5時半

休むことなく即登山を開始しました。

ここの小屋はあの事故の報道の時に捜索隊やハンターの方々がたくさんいて

捜索の開始点になっていましたね。昨日のことのように思い出すとは

正にこのことだと思いました。

装備といっても私はスニーカー!にTシャツ(山でも暑い日でしたので、、)

米軍の70Lザックにコントレックス1.5L1本とおーいお茶1本

クッキー3枚道中で買ったコンビニおにぎり2個

こんな感じです。利尻富士に登った時みたいに相変わらず。(こんなところまで

思い出を共有しなくても)

平日でしたのでそんなにひとがいたわけではありませんが

みなさんヘルメットを被っている方もいて、しっかりとした

装備で挑まれていました。

もうほとんど道らしきものは少なくガレ場の連続と低木が生い茂り

頭をかがめて(ゴンゴンぶつけました。。ヘルメットも必要でしたね)

両手両足を使ってスパイダーマンの如くの登山。

またもや利尻富士を思い出す登山道にビビリました。

幸い雨が2,3日降っていなかったので

道が乾いていて、ズルズルと滑ることはあんまりありませんでした。

(とはいってもスニーカですから気を抜くと滑るので常に意識していましたが)

かつて利尻富士を一緒に登った戦友みたいな猛者も今いずこ。。

1合目であえなくリタイヤしたのを確かめて

私はひとりで山頂を目指します。

半分くらいと思われるところに雪渓があらわれました。

そのそばには可憐な高山植物が群生し、冬と夏が混在しているような

不思議な光景を目にしました。こういうところも羅臼岳が人気の名山と

言われるところなんでしょうね。

岩を乗り越え乗り越え遂に大きく開けた場所にたどり着いて

見上げた先に羅臼岳の頭頂部現れました。

素晴らしい!と思う前にあんなところにこれから登らなきゃならないんだ

という絶望感に近いものがこみ上げました。

ここでひるんで引き返せない。

コントレックスをぐいっと煽って気合を入れなおしました。

高い草木をかき分けてなんとか裾野に辿り着くと

壮絶な岩場の登場。

すべって転がり落ちたら終わりだな。。

がむしゃらに岩に取りつきました。

そしてついに猫のひたいくらいの狭い山頂にようやくたどり着きました。

羅臼岳登頂!時間は11時半くらい

高所恐怖症ですから美しい景色を前にしても挙動不審です。

ものすごく苦労して登った山ですから

山頂に辿り着いたみなさんおのおのじっくり撮影されていました。

私はひとりでしたが、若いカップルの方々が何組も撮影に協力してくれて

とてもいい思い出つくりができました。

聞けば本州から来ている方々が多く、みなさん登山歴も立派。

私はスニーカーの足元が恥ずかしく

笑顔をふりまいて休憩もそこそこに下山を開始。

思い出すのは下山時の光景。あの事件のあの場所。

クマに遭遇した場所はあのあたりだろうと想像しますと

今更ながら怖くなります。

へとへとしていてクマのことなどどこへやら。

注意散漫になっていましたね。

事故なく無事に下山できたのはたまたまで本当は大変なことに

なっていたかもと思い返します。

達成感や非日常的な風景の思い出とともに

忘れられない登山となりました。