怪魚を追って、いつもの如くバンコク弾丸釣行を決行。しかし今回の遠征は、散々と言うかヒヤヒヤ三昧と言うか…様々なハプニングに見舞われながらの遠征であった。まず往路便では、飛行機のエンジン不調による整備作業にて遅延。機内ではUSBポート不良でスマホ充電出来ず。更にバンコク到着後、復路便のWEBチェックインを済まそうとしたところ、前夜のBKK→HND便が欠航となっていた為、自分の様な格安航空券ユーザーにおいては「振替旅客受付優先につき、空席利用の見込み」であるとの事。更に、目的地であるPILOT111までタクシー移動中は、道に迷いーの、運転手から道案内の要請がありーの。やっと到着したと思ったらガッツリな通り雨…。こんな日もあるさ…では済まされないレベルの災難だろう。それでも冒険者たるや前を向いて怪魚を追わねばならん…とタックルを組む。

さて…今回のターゲットは、チャドー(英名:ジャイアントスネークヘッド)。東南アジアに広く生息する世界最大級の雷魚の仲間だ。ここ数年、PILOT111遠征時は、専らバラマンディ釣りに明け暮れ、チャドーを完全に脇役扱いしてしまっていた。振り返れば、最後にチャドーを釣ったのは、なんと10年前。…と考えたら、無性に釣りたくなったので、「必釣!東南アジアの雷魚」のスローガンを掲げ、日帰り弾丸釣行を決行したってワケ。

チャドーには、バスベイトやジャンピングフロッグ等、水面をバシャバシャさせるファストムービングルアーが効くとされるが、PILOT111の様なフィッシングポンドにおいては、正直微妙なトコ。…と言うのは、水面をバシャバシャ泳ぐ様な餌を与えられていないからだ。主な餌は、ティラピアの幼魚なので、ジャーキングミノーやスイムベイトが経験上マル。ミノーで細かく鋭いジャークを入れながら逃げ惑うティラピアを演出、テールがしっかり動く様に丁寧にスイムベイトをリトリーブし、油断しているティラピアを演出…等々、メリハリをつけた誘い方が断然効果的。

やはりこれがハマり、10年ぶりにチャドーと対面。多難に直面しながらもバンコクまで来た甲斐があったってもんよ。当たり前の話だけど、世界最大級の雷魚は…デカイ。デカイ上、鋭い歯による噛み付き系バイトなので、ルアーはすぐにズタボロにされてしまう。愛用のWILDEYE SWIM SHADは、割りと丈夫な素材で出来ていて、何匹バラマンディを釣っても平気だったのに、チャドーとなると、たった2匹とやり取りしただけで、身切れして殉職。もはや魚の所業では無いぜよ。

こんな最高の海外釣行もいよいよ終わりの時間。〆を飾るのは、毎度の事ながら、カオパッドクン(海老炒飯)。前回同様、タマゴ乗せをオススメされたけど、今回はノーマル仕様で頂きマス。トマトとライムの酸味、シャキシャキ玉葱、プリプリの海老の味わい。やっぱり世界一だよ…この炒飯は。食後、釣り場のスタッフと雑談。10年前、駐在員だった時、毎週来てたよ…とか、PILOT111オリジナル水筒をくれたよね…とか、あれから10年経ったか…とか。一部忘れてたり、一部は覚えていたり。引き続き、次の10年も元気に通える様にしたい…と、弾丸釣行は閉幕。いやいや…まだ終わって無かった。復路便が「空席利用」のステータスだったんだ。スワンナプーム空港に戻り次第、早々に航空会社のカウンターに向かったが、係員から「待ちたまえ」との事。これは、最終的に予約客が来なかった座席をキサマに譲ってやるという事なのだろう。しかし一向に呼ばれず、もう帰国出来ないと思ったその時…I got my boarding pass。声を大にして、我日出ズル国二帰還ス…と叫びたい。そしてこのタイミングで遂にスマホ充電切れ。羽田空港に降り立った瞬間、この遠征が本当に終わった事を実感したとさ。























