副作用で迎えるお正月



 

明けましておめでとうございます。

 

病気になって

今年で3回目のお正月。

 

 

今回もまた

無事に新年を迎えることが出来

感謝しかありません。

 

 

年末は

リフォームやら大掃除やら

お正月準備やらで

バタバタと過ぎ去り

 

歳を越して

ようやく今

ホッとしているところです。

 

 

また、同時に

 

抗がん剤投与が12月30日にあり

 

ちょうど今

投与後2日目の

しんどい時期を迎えているのですが、

 

 

そうは言っても

おせち料理もお雑煮も

美味しく食べられたし

 

何を置いても

病気に対抗するために

必要な治療の副作用なので

文句を言うつもりはありません。

 

 

明日になれば

きっと薬もかなり抜けて

また元気になれると思うので

 

初詣は明日行こうと思っています。

 

 

皆さんは

どんなお正月を

送っておられるのでしょうか。

 

 

 

去年を少し振り返ってみると

 

病気に翻弄されつつも

リフォームに踏み切り

刺激の多い一年だったように思います。

 

 

私の体調も安定しているし

 

何と言っても

夫の造血幹細胞移植の成功が

大きかったです。

 

 

今はまだ拒絶反応が残っていて

体重が増えてくるまでには

もう少し時間がかかりそうですが

 

回復の途中にあるのは確かなので

気長に待とうと思っています。

 

 

 

リフォームの方は

なんとかギリギリ年内に間に合い

 

家財道具を

ボチボチ揃えているところです。

 

 

年末は

歳末大売り出しだったので

 

この機を逃さないように

家電量販店や家具屋さんを回り

 

夫が頑張って値引き交渉して

かなりお安く買えたのではないか

と満足しています。

 

 

いつも上手く行く訳ではないけれど

 

大きな買い物をする際に

店員さんに交渉して

値引きしてもらえると

 

それも買い物の

楽しみの一つになるのです。

 

 

 

こうして

必要なものも揃い始め

 

いよいよ移住

と行きたいところなのですが

 

 

この時期

エアコンの取り付け工事が

非常に混んでいるらしく

 

わが家に届くのが

20日以降の予定で

 

どうやら

住めるようになるまでには

まだ少し時間がかかりそうです。

 

 

まあ、私は

楽しみが先にあるのは良いことだ

思っているので

 

これからも

必要な物を買い揃えながら

新しく生まれ変わった家に住める日を

楽しみに待つつもりです。

 

 

今年も元気に過ごせることを

願いつつ

 

 

皆さんの上にも

たくさんの幸せが降り積もることを

お祈りしています。

 

 

 

あともう一歩で完成



 

肺炎で入院していた夫が

10日ぶりに帰ってきました。

 

思っていたよりは元気そうで

ひと安心。

 

 

一日三回の抗生剤の点滴と

暖房の利いた環境が良かったのか

 

退院前には

院内の廊下を何周も散歩できる程に

回復していたようです。

 

 

やはり

免疫力の低下した体に

冬の寒さは大敵なのでしょう。

 

自宅に戻ってからも

当分は家で大人しく

過ごしてもらうことにします。

 

 

 

私は、と言えば

相変わらずとても元気で

 

 

抗がん剤投与の後でも

ヘモグロビンや好中球が減ることなく

 

つまり、それは

血液が体中に

行き渡っている証拠なので

 

貧血で

フラフラしていた時のことを思うと

 

自由に動き回れる今が

本当に有難いです。

 

 

ただ一つ気がかりなのは

じわじわ上がり続ける腫瘍マーカー

 

 

ガンが今の薬に対する耐性を

持ち始めている可能性も

否定できず

 

薬の変更が検討されています。

 

一方で

 

膵臓ガンに効く抗がん剤の数は

それほど多くないようで

 

いくつか試してダメだったら

そこで治療は終了します。

 

 

これからどうなるのか

神のみぞ知る

といったところですが

 

 

心配したって

どうなるものでもないし

 

それに

 

私にとって

死を迎えることは

ごく自然なことに思えるので

 

どんな運命でも

受け入れようと思っています。

 

 

ただ

命ある限り楽しみたい

後悔なく過ごしたい

という思いは十分にあるので

 

 

リフォームした家で

一日でも長く暮らすことが

今の目標です。

 

 

あともう一歩で完成なんですよね。

 

当初の予定を大幅に超えて

長くかかってしまいましたが

 

期待を超える

いいものが出来つつあります。

 

 

ここまで一人でコツコツ

造り上げてくださった

大工さんには感謝しかありません。

 

 

どこか親戚のおじさんのような

親しみやすさを感じる人で

 

もうじきお別れかと思うと

正直寂しいですが

 

 

そうは言っても

 

完成した家に早く住みたいし

お別れも仕方ない

と複雑な気分。

 

 

というわけで

 

今年の年の瀬も

忙しく元気に過ごせること

間違いなしです。

 

 

 

一人欠けた家



 

先週は親戚に不幸があり

葬儀に参列してきました。

 

 

夫の姉の旦那さんなので

義兄になるのかな。

 

 

ゴルフに水泳、エレキギターの演奏に

ドライブなど

 

多趣味でご友人も多く

 

どこから見てもピカピカの健康体。

 

話せば穏やかな

温かい人柄が滲み出る人でした。

 

 

それが

今年の2月頃ガンを発症し

 

そこからわずか9か月の闘病の後

この世を旅立って行かれたのです。

 

 

本当に人の命は

儚いものだと感じざるを得ません。

 

 

この義兄の旅立ちは

 

親族や親しく交流していた

親類縁者、ご友人にとって

とても大きな喪失でしたが

 

 

お通夜・告別式の後の

精進払いの席になり

 

普段会うことのない顔ぶれで

美味しい食事を囲むと

 

それぞれの近況報告に花が咲き

 

とても和やかな空気に包まれました。

 

 

きっと

 

最後に義兄が

みんなで集まって

楽しく会話できる機会を

残してくれたのでしょう。

 

 

人生は短いから

今会えるうちに会いたい人と

会っておかないと

 

そう

教えてくれていたようにも思います。

 

 

そして

葬儀も終わった翌日

 

いつものようにテニスに出かけたら

夫の体調がどうも良くないことに

気がつきます。

 

 

プレイ中に息が上がって

再三休憩を取るのです。

 

 

私にも経験があるからわかるのですが

明らかに酸素が足りていない状態。

 

 

翌日がちょうど診察日だったので

CTで診てもらったところ

 

肺が白く曇り

肺炎と診断されました。

 

 

正直な所

 

肺炎ならばまだ安心で

 

それ以外が原因と言われる方が

嫌でした。

 

 

ですが、やはり

 

それ以外の可能性も疑われる

とのことで

 

今朝から入院し

詳しく調べることになったのです。

 

 

移植を受ける前

大量の放射線治療を受けた際に

 

医師から

「これによって

他のガンを発症するリスクは

高くなります」

 

と言われたことが蘇りますが

 

今はそうでないことを

祈るばかりです。

 

 

入院期間は1~2週間

 

その間に肺炎を治し

検査で何も見つからなければ

退院となります。

 

 

前回の退院から4か月が経ち

 

もう病院に戻ることはないだろうと

入院グッズを

すっかり片付けておいたのに

 

また荷造りすることになるなんて・・

と、さすがに本人もしょげていました。

 

 

 

リフォームも

いよいよ終わりが見えてきていて

 

 

移住のために

準備することが山ほどあります。

 

 

それは本当に楽しみなことだけど

 

一人家族が欠けた状態で

準備をするなんて

考えたくもないから

 

 

必ず元気になって

戻って来てくれることを信じています。

 

 

病気を抱えて生きる



 

先週の日曜日は

夫の体調もかなり安定してきたので

 

 

約1年ぶりの家族旅行へ

白浜に行ってきました。

 

 

風はちょっと強かったけれど

気持ちよく晴れて

海岸をぶらぶら歩くのには最適で

 

心も体も癒されました。

 

 

元気な時は

海より山を選ぶ方でしたが

 

 

こうして

眼窩に広がる空や水の青さと

 

オレンジの夕日が海面に滲んで

溶けていく様子を眺めていると

 

海から元気をもらえる気がしました。 

 

 

 

ホテルに到着すると

 

温泉と言えば卓球で

 

家族四人で2時間近くも

卓球で汗を流した後は

 

 

美味しい海鮮料理をお腹いっぱい食べ

温泉でゆっくり温まって

 

一泊二日の旅行を

満喫することができました。

 

 

こんなことが出来るのも

健康でいられるからで

 

健康とは本当に有難いものだ

 

と、つくづく感じました。

 

 

 

旅行から帰ると

また治療の開始です。

 

 

CTの結果は

特に変化は見られない

 

とのことで一安心でしたが

 

残念なことに

 

腫瘍マーカーの値が

先月よりさらに上昇していました。

 

 

それは

ガンが活発化している可能性を

示唆するもので

 

 

主治医からは

今後も値が上昇するようなら

 

以前使用していた

アブラキサンを再開する

 

と言われました。

 

 

 

私としては

アブラキサンに戻りたくない

 

というのが正直なところです。

 

 

初めて受ける時とは違い

 

どんな副作用が出るのが

どれだけしんどいのか

自分がどうなっていくのか

 

全てわかっているので

 

もうその道へは引き返したくない

 

ついそう思ってしまうのです。

 

 

この先どうなるのかは

まだわかりません。

 

 

もちろん、これ以上

腫瘍マーカーが上がらないことを

願うばかりですが

 

 

もし、上がってしまった場合に

自分はどうしたいのか

 

今はそのことを考えています。

 

 

主治医に言われた通り

アブラキサンを再開するのも一つだし、

 

他の薬を試せないか

相談するのも良いかもしれない。

 

 

あるいは

今のままゲムシュタビンを

続けてみるとか。

 

 

そうした場合

寿命が短くなる可能性はあるけど

 

 

本当に悪くなるまで

生活の質を落とさずに

生きられるので

 

それにも

価値があるように感じられるのです。

 

 

いずれにしても

 

覚悟のいる選択で

 

病気を抱えて生きるには

いつも覚悟と責任が

ついて回るものだと感じています。

 

 

まだまだ

実現したいこともあるし

 

 

出来る限り

元気でいられる時間を

延ばす努力はしたいと考えています。

 

 

今楽しみなこと



 

今楽しみにしていることと言ったら

 

それは、やっぱり

母屋のリフォームの完成。

 

 

母屋と言うのは

義母が暮らしていた家のことで

 

今私たちが暮らしているのは

そのお隣に建てた家です。

 

 

だから

リフォームに多少時間がかかっても

 

生活に支障が出ないので

助かります。

 

 

実のところ

工期は大幅に遅れていて

 

10月末には完成予定だったはずが

 

11月に入っても

全体の半分ぐらいの進捗状況。

 

まだまだ道半ばといった感じです。

 

 

それもそのはず

肝心の大工さんが不足していて

 

74歳というご高齢にも関わらず

一人きりで

頑張っておられるからなのです。

 

 

今時の若い人は大工仕事には

関心を持たないのでしょうか。

 

 

住む人の夢が詰まった

いいお仕事なのに

 

後継者が育たないのは

とても残念な気がします。

 

 

とにかく

私たちはゆっくりでいいので

 

無理をせず手を抜かず

リフォームを完成してもらえれば

と思っています。

 

 

 

もう一つの楽しみと言えば

 

すっかり毎日の習慣になった

アプリを使っての英語学習。

 

 

かつて

カリフォルニア州に家族で

住んでいたこともありましたが

 

 

それもかなり昔の話になるので

英語で考えて話す回路も

すっかり錆びついてしまい

 

 

そこで

手軽にできる英語の学習アプリを

始めたところ

 

気がついたら

一年以上が経過していたのです。

 

 

簡単な所から初めて

今はCEFRの初級B1レベルを

学習中。

 

アプリによると

 

「旅行中のほとんどの場面で

自信を持ってやりとりができる」

らしく

 

 

実際どうかはわかりませんが

十分楽しめそうな気はしています。

 

 

それで

また新しい楽しみが見つかりました。

 

再びアメリカを旅行すること。

 

 

前までは

体調も安定していなくて

 

海外旅行なんて実現不能

と思っていたけど

 

 

今の体調なら

スキップの期間を利用すれば

行けそうな気がします。

 

 

来年あたり

夫の移植が安定したら

予防接種も受けられるようになるので

 

その時を目標にしようかな。

 

 

 

まだまだ先の話ですが

 

目標について考えている時間は

いつもとても楽しい気分になるので

 

 

これからも

考えようと思っています。

 

 

 

 

 

移り行く季節

ついこの前まで

半袖で過ごしていたのに

 

すっかり秋らしく

空気がひんやりして来ましたね。

 

 

薄手の夏布団を洗い

冬布団にカバーをかけて

 

今日から

わが家も秋冬使用になりました。

 

 

 

元気だった頃の私は

 

夏より冬が好きで

 

秋の深まりが

嬉しかったものですが

 

 

最近では

歳のせいなのか

病気がそうさせるのか

 

冬が来るのが怖くなりました。

 

 

きっと

この冬の3か月間

 

風邪をこじらせ肺炎になったり

副作用に苦しんだり

体調の悪い日が続いたからでしょう。

 

 

ガン患者に冷えは禁物なので

 

これからの季節

 

身体を冷やさないように

十分気をつけようと思います。

 

 

 

お陰さまで

今のところ体調はバッチリで

 

食欲もあるしフットワークも軽く

 

毎週末のテニスはほぼ皆勤賞で

余裕があれば水泳にも出かけます。

 

 

抗がん剤の投与後2~3日は

副作用で怠かったり

気持ち悪かったりしますが

 

 

それが過ぎれば

普通に健康体。

 

 

こんな日が

ずっと続いてくれるといいなぁ

と思っています。

 

 

血液検査の数値も

悪くないんですよね。

 

 

ただ一つ

気がかりなこともあって

 

それは腫瘍マーカーの値が

じわじわ増えていること。

 

 

以前

強い抗がん剤

ガンの増殖を抑えていた頃は

 

腫瘍マーカー

低く維持出来ていたのですが

 

 

身体の負担を考えて

抗がん剤を緩めてもらった結果

 

数値が上がってしまいました。

 

 

月曜日は祝祭日が多く

 

投与回数が減ったことも

一つの要因でしょう。

 

 

私が元気ならガンも元気。

 

本当に致し痒しですが

 

私はそれでいいと思っています。

 

 

好きなことが出来て

食べ物が美味しく感じられて

家族と楽しい時間を過ごせる

 

それが叶っている今

 

私に何の不満もないのです。

 

 

時間の長さは問題じゃない。

 

時間を引き延ばすための

努力をする気は全くなく

 

短くても

充実した日々を過ごせることが

 

私の一番の目標です。

 

だから

 

特に制限をかけることなく

食べたい物を食べ

気持ちの赴くままに暮らしています。

 

 

こんな充実した時間を

追加で与えてくださった神様に

感謝しつつ

 

 

移り行くこの季節を

楽しみたいと思っています。

 

 

 

 

再スタートの日



 

10月2日は

 

私にとって

忘れられない再スタートの日。

 

 

2年前のその日に

救急搬送先で病名を告げられた

 

ある意味、記念日なのです。

 

 

その日から

 

これまでとは全く違う

人生の幕が開き

今に至ります。

 

 

余命宣告を受け

ガン患者として生きること。

 

 

当然

これまで経験したことのない

二幕目の人生です。

 

 

 

膵臓ガンステージ4の

5年生存率は

5%未満と言われていて

 

 

余命宣告半年から

2年も生きられたことを思うと

 

 

シンプルに

我ながらよくやった、と

 

まだ道半ばではありますが

 

ある種の達成感を覚えています。

 

 

私は奇跡というものを

信じない方ですが

 

今こうして生きていること自体

毎日が奇跡の連続だったのかな

思わなくもありません。

 

 

何というか

 

自分一人だったら

ここまで

生きられなかった気がして

 

 

医療の進歩と

周りの支えがあったのは

もちろんですが

 

 

それとは別に

不思議な力によって

生かされている

 

そんな気もしています。

 

 

 

最近になって

 

私の投稿記事に励まされている

 

と言った声を

耳にするようになりました。

 

 

なんとも有難いことです。

 

 

もともとは

 

私と似た境遇の人同士

励まし合って行けたらな

と思い

 

記録として書き始めたのですが

 

 

2年が経ち

 

一ガン患者の生活や思いに

それほど

興味を持つ人がいるのだろうか

 

そろそろ辞め時なのでは

 

と考えていたのです。

 

 

それが

 

意外にも

ガン患者以外の人からも

励まされると言われ

 

 

それなら

続ける意味があるのかな

と感じています。

 

 

そこで

 

どういう所に励まされるのか

聞いてみると

 

ガン患者なのに明るいところ

 

だそうで、

 

 

他のガン患者は暗いのでしょうか?

 

と聞くと

 

気持ちの落ち込みが激しく

どう声をかけたらいいのか

わからない

 

という答えでした。

 

 

う~ん・・

 

それは、おそらく

その人と私では

見えている景色が違うのだ

と思います。

 

 

私には

悲観する材料が見当たらないので・・

 

 

どうして自分だけが?

 

そう思う人も多いようですが

 

私の場合

ガンになるのが家族の誰でもなく

私でよかったです。

 

 

その後すぐ

夫まで白血病に罹ったのには

驚きでしたが・・

 

 

それも

今順調に回復の道を

辿っている様子なので

 

もう何も心配することはありません。

 

 

 

ガン患者の皆さん、

 

治療が辛いと感じる時

 

それは、

ガンにも効いている証拠です。

 

 

そして

 

たとえ治療中であっても

必ず楽しみはあるもので

 

それを一つでも多く見つけ出して

 

人生を楽しみ抜いてやりましょう!